
インプラントが失敗した後、もう一度埋入できるのか——順序はまず感染の管理、次に骨欠損の評価、最後に再建の計画
先に結論から述べます。 もともと失敗した部位に再び埋入することは、研究のなかで認められている治療の選択肢です。 あるシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、1,798 件の文献から 24 編の研究を選び、再埋入後 1 年のインプラント生存率は 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)であるという結果を得ています。 ただし同じ論文は、もう半分も率直に書いています。 再埋入したインプラントの生存率は初回に埋入したインプラントより低く、さらに二度目の再埋入は一度目の再埋入よりも低い、というものです。 ですから本当の問題は「再び埋入できるかどうか」ではなく、「どの順序で行うか」です。 このレビューが示す臨床上の推奨は、骨量の層までにとどまります。 十分な骨があれば即時埋入を行うことができ、抜去後に骨が不足している場合は、即時の骨造成に続いて遅延埋入を行うことが推奨されています。 一方、「まず失敗の原因と感染の状態を確認する」という段階は、その総説の抄録に示された推奨には書かれていません(本カードが引用しているのは当該レビューの PubMed 抄録で、全文は入手していません)。
インプラントが失敗した後、もう一度埋入できるのか——順序はまず感染の管理、次に骨欠損の評価、最後に再建の計画
直接的な答え:できます——24 編の研究を組み入れたシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、再埋入後 1 年のインプラント生存率を 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)と報告し、再埋入したインプラントの生存率は初回に埋入したインプラントより低いことも記録しています。同レビューは、骨量が十分であれば即時埋入を、除去後に骨量が不足していれば即時骨造成のうえ遅延埋入を勧めています [F1]。歯周病の既往はインプラントの失敗とインプラント周囲炎の有意なリスク因子であり、そのエビデンスは GRADE で低い確実性です [F2]。
地域範囲:本記事は国際的な文献に基づく一般的な衛生教育情報であり、特定の国の保険制度や法規には立ち入りません。受診と費用の制度については、お住まいの地域の規定に従ってください。本カードの引用元はすべて国際的な査読文献であり、いずれの国の法令や保険給付の規定も引用していません。
TL;DR|再び埋入はできますが、「いつ埋入するか」は抜去後にどれだけ骨が残るかで決まります
先に結論から述べます。もともと失敗した部位に再び埋入することは、研究のなかで認められている治療の選択肢です。あるシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、1,798 件の文献から 24 編の研究を選び、再埋入後 1 年のインプラント生存率は 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)であるという結果を得ています [F1]。
ただし同じ論文は、もう半分も率直に書いています。再埋入したインプラントの生存率は初回に埋入したインプラントより低く、さらに二度目の再埋入は一度目の再埋入よりも低い、というものです [F1]。
ですから本当の問題は「再び埋入できるかどうか」ではなく、「どの順序で行うか」です。このレビューが示す臨床上の推奨は、骨量の層までにとどまります。十分な骨があれば即時埋入を行うことができ、抜去後に骨が不足している場合は、即時の骨造成に続いて遅延埋入を行うことが推奨されています [F1]。
一方、「まず失敗の原因と感染の状態を確認する」という段階は、[F1] の抄録に示された推奨には書かれていません(本カードが引用しているのは当該レビューの PubMed 抄録で、全文は入手していません)。本カードはそれでもこれを第一段階に置いていますが、これは当サイトの編集上の判断であり、根拠は次節のレビューが歯周病の既往とインプラントの失敗・インプラント周囲炎との関連を記録していることです [F2]。実際に必要かどうか、どのように行うかは、やはり歯科医師があなたの臨床所見に基づいて判断します。
第一段階:まず、なぜ失敗したのかをはっきりさせる
歯周病の既往は最も見落とされやすい項目です
一度目の失敗の原因が見つけられ、対処されないままであれば、二度目も同じ環境に置かれることになります。そのなかでエビデンスが比較的明確なものの一つが歯周病の既往です。
システマティックレビュー、メタアナリシスおよび試験逐次解析を行った論文は、前向きコホート研究のみを組み入れ(14 編の報告、12 件の前向きコホート研究を対象)、インプラントへの荷重後 1 年以上の結果を評価しています [F2]。
- 歯周病の既往がある人のインプラント失敗のリスク比は、追跡が 5 年以下のとき 1.62(95% CI 1.71 から 2.37;P = 0.013)[F2]
- 追跡が 5 年を超えるときは 2.26(95% CI 1.12 から 4.53;P = 0.023)[F2]
- インプラント周囲炎の発生リスク比は 4.09(95% CI 1.93 から 8.58;P < 0.001)[F2]
- 辺縁骨吸収の加重平均差は 0.75 mm(95% CI 0.18 から 1.31;P < 0.05)[F2]
⚠️ この数値は、その矛盾ごと読んでください:上の 5 年以下の行は出典が報告した数値をそのまま転記したものですが、点推定値 1.62 は出典自身が示す 95% 信頼区間 1.71 から 2.37 の外側にあります。点推定値が自らの信頼区間の外に出ることはあり得ないため、これは出典側の数値の矛盾です(組版または誤植の可能性)。本カードは出典の数値を書き換えず、この行からリスクの倍率を導くこともしません。5 年超の行(2.26、95% CI 1.12 から 4.53)にはこの問題はありません。5 年以下の推定値を引用する場合は原著で確認してください。
このレビューは同時に、ランダム化比較試験が不足しているため、GRADE で評価したエビデンスの確実性/質は低いレベルにあると注記しています [F2]。またインプラント周囲のプロービングデプスについては、二群の間に有意差はありませんでした [F2]。
この数字の実務上の意味は次のとおりです。歯周病の既往があるのであれば、「再埋入の前に歯周の状態を安定させておく」ことは追加の助言ではなく、同じ治療の一部だということです。
リスク因子の管理は再建の第一段階であって、下準備ではありません
先に挙げた論文は、歯周病の既往とインプラント周囲炎、辺縁骨吸収との関連も同時に記録しています [F2]。これは、感染の管理が「埋入できるかどうか」だけでなく、「埋入した後どれだけもつか」にも影響することを示しています。
第二段階:除去した後にどれだけ骨が残るのかを評価する
骨造成を行った部位そのものが一つの要因です
二度目の埋入では骨造成が必要になることが多く、骨造成を行った部位は既存骨と完全に同じではありません。この点について研究はとても率直に述べています。
あるシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、少なくとも 5 年間追跡した臨床研究(11 編の出典、10 件の研究)を組み入れ、骨造成部位に埋入した場合と既存骨の部位に埋入した場合の辺縁骨吸収を比較しています [F3]。
- 既存骨の部位:荷重 5 年後の平均辺縁骨吸収は 0.79 mm(95% CI 0.32 から 1.26)[F3]
- 骨造成部位:平均辺縁骨吸収は 1.90 mm(95% CI 1.73 から 2.07)[F3]
このレビューは、組み入れ研究の間の異質性が高いことを注記し、「術前の骨造成は辺縁骨吸収のリスク因子の一つであるように見えるが、唯一のものではない」と強調したうえで、今後の研究では患者側の要因(コンプライアンス、歯周病の既往など)と局所の要因(補綴装置の清掃性、付着粘膜など)を詳細に記述すべきだとしています [F3]。
別のシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、異なる角度から切り込んでいます。骨造成と早期インプラント失敗(機能的な荷重の前にオッセオインテグレーションが得られないことと定義)との関連を評価したものです。231 編の全文審査から 10 編を選び、骨造成手術と早期インプラント失敗のオッズ比は 1.50(95% CI 1.06 から 2.13)という結果を得ています [F4]。著者の結論は、インプラント治療を計画する際には、骨造成がオッセオインテグレーションに与えうる負の影響を考慮に入れるべきだ、というものです [F4]。
慎重に読むべき点:これらは「骨造成をするな」という意味ではありません。骨が足りないときの骨造成は、埋入を可能にするために行うものです。研究が述べているのは、骨造成を行った部位にはより慎重な長期の追跡とメインテナンスの計画が必要だ、ということです。
第三段階:順序を決める——即時埋入か、先に骨造成をして遅延埋入か
これは再建計画の中心となる決定であり、研究が示す答えは骨量によって変わります。
先述の 24 編の研究を組み入れたシステマティックレビューおよびメタアナリシスは、サブグループ解析を行っています [F1]。
- 即時埋入と遅延埋入の間に、生存率の有意差はありませんでした(P = 0.31)[F1]
- 即時骨造成と遅延骨造成の間にも有意差はありませんでした(P = 0.85)[F1]
- 即時骨造成の全体のインプラント生存率は 97.6%(95% CI 93.4% から 99.9%)、遅延骨造成は 91.7%(95% CI 83.4% から 97.5%)でしたが、差は統計学的な有意差には達していません(P = 0.26)[F1]
- 各サブグループの間で、辺縁骨吸収を含むインプラント周囲の健康の結果は同程度でした [F1]
このレビューが最後に示す臨床上の助言は具体的です。骨量が十分であれば即時埋入を行うことができ、失敗したインプラントを除去した後に骨量が不足している場合は、まず即時骨造成を行い、その後に遅延埋入とすることが勧められます [F1]。
同じ登録レビュー(PROSPERO 登録番号 CRD42024548610)は、エビデンスに基づく歯科の学術誌によって要約の形でも発表されており、同じ中心的な数字を報告しています。24 編の研究、1 年生存率 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)、即時骨造成 97.6% 対 遅延骨造成 91.7% です [F5]。この要約も同様に、再埋入したインプラントの生存率は一般に初回に埋入したインプラントより低いこと、そして骨量が十分であれば即時埋入はなお実行可能な選択肢であることを注意として述べています [F5]。
ここは正直に説明しておきます。この二つの文献が報告しているのは同じ登録レビューであり、二つの独立したエビデンスではありません。並べて引用しているのは、原著の報告とエビデンス要約の両方をたどれるようにするためであって、エビデンスを実際より多く見せるためではありません。
順序の整理
上のエビデンスを実際の流れに並べると、次のようになります。
- 失敗の原因の確認と感染の管理(当サイトの編集上の判断であり、[F1] 抄録の推奨内容ではありません)——根拠は、歯周病の既往がある場合、その因子がインプラントの失敗、インプラント周囲炎、辺縁骨吸収のいずれとも関連していることです [F2]。
- 失敗したインプラントの除去と、残った骨欠損の評価——骨造成が必要かどうか、どれだけ必要かを決めます。
- 骨量に応じて順序を決める——骨量が十分であれば即時埋入を検討でき、不足していればまず即時骨造成を行い、その後に遅延埋入とします [F1]。
- 長期のメインテナンス計画に組み込む——骨造成部位の 5 年の辺縁骨吸収は既存骨の部位より大きく [F3]、骨造成は早期失敗とも関連しているため [F4]、いずれもより密な追跡の必要性を示しています。
この順序は誰かが定めた工程表ではなく、また単一の出典が逐語的に示した手順でもありません。骨量に応じて即時埋入とするか骨造成後の遅延埋入とするかを決める点は、[F1] が明確に示した臨床上の推奨です。一方、「失敗の原因の確認と感染の管理」を最初に置くことは、[F2] のリスク因子のエビデンスから逆にたどった、本カードの編集上の判断です。それぞれの段階で何をどう行うかは、やはり歯科医師があなたの実際の画像と臨床所見に基づいて判断します。
データアンカー|再埋入の判断で確認できる数字
| 臨床上の問い | データアンカー | 解釈上の注意点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 再埋入の生存率 | 24 編の研究;再埋入後 1 年の生存率 96.7%(95% CI 92.8–99.3%)[F1] | 1 年の結果であり、再埋入の生存率は初回埋入より低いものです | [F1] |
| 即時か遅延かをどう選ぶか | 即時 対 遅延埋入 P = 0.31;即時 対 遅延骨造成 P = 0.85;即時骨造成 97.6% 対 遅延骨造成 91.7%(P = 0.26)[F1] | 差は統計学的な有意差に達しておらず、選択は生存率の順位ではなく骨量によります | [F1] |
| 同じレビューのエビデンス要約 | 同じ 24 編、96.7%、97.6% 対 91.7% [F5] | 前の行と同じ登録レビュー(CRD42024548610)であり、独立したエビデンスではありません | [F5] |
| 歯周病の既往の影響 | 失敗のリスク比は 5 年以下で 1.62、5 年超で 2.26;インプラント周囲炎のリスク比 4.09;辺縁骨吸収の加重平均差 0.75 mm [F2] | GRADE では低い確実性のエビデンス(ランダム化比較試験なし);プロービングデプスに有意差なし;5 年以下の 1.62 という点推定値は出典自身が示す信頼区間の外にあります(本文の矛盾に関する注記を参照) | [F2] |
| 骨造成部位の長期の骨吸収 | 5 年後の平均辺縁骨吸収:既存骨 0.79 mm 対 骨造成部位 1.90 mm [F3] | 組み入れ研究の異質性が高く、骨造成はリスク因子の一つであって唯一の因子ではありません | [F3] |
| 骨造成と早期失敗 | 10 編の研究;骨造成と早期インプラント失敗のオッズ比 1.50(95% CI 1.06–2.13)[F4] | オッズ比は関連の強さであり、個人の失敗確率ではなく、骨造成に反対する理由でもありません | [F4] |
まとめ|もう一度埋入できるかどうかと、どの順序で行うかは別のことです
研究は、失敗した部位への再埋入が合理的な選択肢であることを支持しており、1 年生存率は 96.7% です [F1]。同時に、それが初回埋入より低いという事実も率直に記録しています [F1][F5]。
違いが生まれるのは順序です。除去後の骨欠損に応じて即時埋入とするか先に骨造成をして遅延埋入とするかを決める点は、レビューが明確に述べている臨床上の推奨です [F1]。一方、失敗の原因と感染の状態を最初に置くことは本カードの編集上の判断であり、根拠は歯周病の既往とインプラントの失敗・インプラント周囲炎との関連です [F2]。そして最後に、骨造成部位のより大きな長期の骨吸収をメインテナンスの計画に組み込みます [F3][F4]。
インプラントが既に失敗しているのであれば、「いつ植えるか」を急いで決めないでください。もとの画像資料と治療の記録を持って、かかりつけの歯科医師に失敗の原因と現在の骨の状態を相談してください。順序が正しければ、その後の一歩一歩に意味が生まれます。
リスク因子(治療前に知ること)
- 適応とその限界は一緒に読む必要があります:再埋入は研究のなかで認められている治療の選択肢であり、再埋入後 1 年のインプラント生存率は 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)です。ただし同じ論文は、再埋入したインプラントの生存率は初回に埋入したインプラントより低く、二度目の再埋入は一度目の再埋入よりもさらに低いことも記録しています [F1]。
- 順序を決めるのは骨量であって、どれだけ待ったかではありません:即時埋入と遅延埋入の間(P = 0.31)にも、即時骨造成と遅延骨造成の間(P = 0.85)にも、生存率の有意差はありませんでした。当該レビューの臨床上の助言は、骨量が十分であれば即時埋入を行うことができ、失敗したインプラントを除去した後に骨量が不足している場合は、まず即時骨造成を行い、その後に遅延埋入とする、というものです [F1]。
- 歯周病の既往は明確なリスク因子です:歯周病の既往がある人のインプラント失敗のリスク比は、追跡が 5 年以下のとき 1.62、5 年を超えるとき 2.26 でした。インプラント周囲炎の発生のリスク比は 4.09、辺縁骨吸収の加重平均差は 0.75 mm でした。当該レビューは同時に、ランダム化比較試験が存在しないため GRADE で評価したエビデンスの確実性/質は低いこと、そして両群のインプラント周囲のプロービングデプスには有意差がなかったことを注記しています [F2]。なお、5 年以下の 1.62 という点推定値は出典自身が示す 95% 信頼区間の外にあり、これは出典側の数値の矛盾です(本文の注記を参照)。この値からリスクの倍率を導くことはできません。
- 骨造成部位では長期の骨吸収が大きくなります:荷重 5 年後の平均辺縁骨吸収は、既存骨の部位で 0.79 mm、骨造成部位で 1.90 mm であり、組み入れ研究が報告した辺縁骨吸収の異質性は高いものでした。当該レビューの結論は、術前の骨造成は辺縁骨吸収のリスク因子の一つであるように見えるが、唯一のものではない、というものです [F3]。
- 骨造成と早期失敗には統計学的な関連があります:骨造成手術と早期インプラント失敗(機能的な荷重の前にオッセオインテグレーションが得られないことと定義)のオッズ比は 1.50(95% CI 1.06 から 2.13)であり、その研究の著者は、インプラント治療を計画する際には骨造成がオッセオインテグレーションに与えうる負の影響を考慮に入れるべきだと結論しています [F4]。オッズ比は関連の強さであり、あなた個人の失敗確率ではなく、骨造成をしない理由でもありません。
- 本カードは禁忌の一覧を作成しません:本カードは禁忌について別途の文献検索を行っていません。もう一度埋入できるか、いつ埋入するか、骨造成が必要かどうかは、歯科医師があなたの実際の画像と臨床所見に基づいて判断します。
本記事の医学的記述はすべて出典と逐条で対応しています(末尾の出典と証拠チェーンを参照)。有資格の臨床医による診療上の査読は受けていません。教育目的の情報であり、実際の判断は歯科医師の評価が必要です。
FAQ
- 同じ部位に本当にもう一度埋入できるのですか
- できます。これは研究のなかで認められている治療の選択肢です。システマティックレビューは再埋入後 1 年の生存率を 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)と報告しています [F1]。ただし同じ論文は、再埋入の生存率が初回埋入より低いこと、そして二度目の再埋入は一度目よりさらに低いことも指摘しています [F1]。
- 同じ部位に本当にもう一度埋入できるのですか — できます。これは研究のなかで認められている治療の選択肢です。システマティックレビューは再埋入後 1 年の生存率を 96.7%(95% CI 92.8% から 99.3%)と報告しています [F1]。ただし同じ論文は、再埋入の生存率が初回埋入より低いこと、そして二度目の再埋入は一度目よりさらに低いことも指摘しています [F1]。
- Can an implant really be placed at the same site again? — Yes — it is a treatment option recognised in the research. A systematic review reports survival 1 year after re-implantation of 96.7% (95% CI 92.8% to 99.3%) [F1]. But the same paper also points out that survival after re-implantation is lower than after first placement, and that a second re-implantation is lower again than the first [F1].
- どれくらい待てば再び埋入できますか
- 統一された日数の答えはありません。決め手になるのは時間ではなく骨量だからです。このレビューの助言は、骨量が十分であれば即時埋入ができ、除去後に骨量が不足している場合はまず即時骨造成を行い、その後に遅延埋入とする、というものです [F1]。即時と遅延の間に生存率の有意差はありませんでした(P = 0.31)[F1]。
- どれくらい待てば再び埋入できますか — 統一された日数の答えはありません。決め手になるのは時間ではなく骨量だからです。このレビューの助言は、骨量が十分であれば即時埋入ができ、除去後に骨量が不足している場合はまず即時骨造成を行い、その後に遅延埋入とする、というものです [F1]。即時と遅延の間に生存率の有意差はありませんでした(P = 0.31)[F1]。
- How long do I have to wait before another implant can be placed? — There is no single answer in days, because the deciding factor is bone volume rather than time. The review's recommendation is that immediate placement is possible where bone volume is sufficient, and that where bone volume is insufficient after removal, grafting should be done immediately and placement delayed [F1]. There was no significant difference in survival between immediate and delayed placement (P = 0.31) [F1].
- 骨造成が必要ということは、結果が悪くなるということですか
- そのように単純化することはできません。骨造成は埋入を可能にするために行うものです。研究では骨造成部位の 5 年時点の平均辺縁骨吸収(1.90 mm)が既存骨の部位(0.79 mm)より大きく [F3]、骨造成は早期失敗とも関連していました(オッズ比 1.50)[F4]。これらが示しているのはより慎重な追跡の必要性であって、骨造成をすべきでないということではありません。
- 骨造成が必要ということは、結果が悪くなるということですか — そのように単純化することはできません。骨造成は埋入を可能にするために行うものです。研究では骨造成部位の 5 年時点の平均辺縁骨吸収(1.90 mm)が既存骨の部位(0.79 mm)より大きく [F3]、骨造成は早期失敗とも関連していました(オッズ比 1.50)[F4]。これらが示しているのはより慎重な追跡の必要性であって、骨造成をすべきでないということではありません。
- If I need a graft, does that mean the outcome will be worse? — It cannot be simplified that way. Grafting is what makes placement possible. The research shows that mean marginal bone loss at 5 years was greater at grafted sites (1.90 mm) than at native bone sites (0.79 mm) [F3], and that grafting was also associated with early failure (odds ratio 1.50) [F4]. What these indicate is a need for more careful follow-up, not that grafting should be avoided.
- 歯周病の既往がありますが、もう一度埋入してもよいのでしょうか
- これは歯科医師の評価が必要です。確かなのは、歯周病の既往がインプラントの失敗(リスク比は 5 年以下で 1.62、5 年超で 2.26)、インプラント周囲炎(リスク比 4.09)、そしてより大きな辺縁骨吸収と関連していること、ただしそのエビデンスは GRADE では低い確実性であり、さらに 5 年以下の 1.62 は出典の中で自らの信頼区間と矛盾していることです(本文の注記を参照)[F2]。実務上の意味は、歯周の管理は治療の工程に組み込まれるべきものであって、飛ばしてよいものではない、ということです。
- 歯周病の既往がありますが、もう一度埋入してもよいのでしょうか — これは歯科医師の評価が必要です。確かなのは、歯周病の既往がインプラントの失敗(リスク比は 5 年以下で 1.62、5 年超で 2.26)、インプラント周囲炎(リスク比 4.09)、そしてより大きな辺縁骨吸収と関連していること、ただしそのエビデンスは GRADE では低い確実性であり、さらに 5 年以下の 1.62 は出典の中で自らの信頼区間と矛盾していることです(本文の注記を参照)[F2]。実務上の意味は、歯周の管理は治療の工程に組み込まれるべきものであって、飛ばしてよいものではない、ということです。
- I have a history of periodontal disease — is another implant still suitable for me? — That needs your dentist's assessment. What is certain is that a history of periodontal disease is associated with implant failure (risk ratio 1.62 at ≤5 years and 2.26 at >5 years), with peri-implantitis (risk ratio 4.09) and with greater marginal bone loss, although that evidence is of low certainty under GRADE, and the 1.62 figure at ≤5 years contradicts its own confidence interval in the source (see the note in the main text) [F2]. The practical meaning is that periodontal control should be scheduled into the treatment, not skipped.
- 再埋入の後、どのくらいの頻度で受診すればよいですか
- 本記事は決まった間隔の数字を示しません。ただしエビデンスからその理由は見えてきます。骨造成部位の 5 年の骨吸収は大きく [F3]、歯周病の既往がある人ではインプラント周囲炎のリスクが高いという結果です [F2]。これらの要因はいずれも、歯科医師があなたのために組む追跡の密度に影響します。再診の間隔は、リスク因子に応じて歯科医師が決めます。
- 再埋入の後、どのくらいの頻度で受診すればよいですか — 本記事は決まった間隔の数字を示しません。ただしエビデンスからその理由は見えてきます。骨造成部位の 5 年の骨吸収は大きく [F3]、歯周病の既往がある人ではインプラント周囲炎のリスクが高いという結果です [F2]。これらの要因はいずれも、歯科医師があなたのために組む追跡の密度に影響します。再診の間隔は、リスク因子に応じて歯科医師が決めます。
- How often should I attend for review after re-implantation? — This article does not give a fixed interval. But the reasoning can be seen in the evidence: bone loss at 5 years is greater at grafted sites [F3], and the risk of peri-implantitis is higher in people with a history of periodontal disease [F2]. Both of these factors affect how closely your dentist will arrange to follow you up. The recall interval should be decided by your dentist according to your risk factors.
医療に関する注記 本記事は衛生教育および医学情報の提供を目的としたものであり、医療機関への勧誘を目的とするものではなく、診断または治療の助言を構成するものではありません。実際の治療方法および効果には個人差があり、医師の評価が必要です。各治療には適応、限界および起こりうるリスクがあります。症状や治療に関するご相談は、ご予約のうえ医師の評価をお受けください。
出典アンカー
- Outcomes of implants placed in sites of previously failed implants: a systematic review and meta-analysis. [PMID:39490354] · https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39490354/ · 在 IDAEO 的其他引用
- History of periodontitis as a risk factor for implant failure and incidence of peri-implantitis: A systematic review, meta-analysis, and trial sequential analysis of prospective cohort studies. [PMID:38720611] · https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38720611/ · 在 IDAEO 的其他引用
- Systematic review and meta-analysis on marginal bone loss of dental implants placed in augmented or pristine bone sites: Findings from clinical long-term studies. [PMID:40339894] · https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40339894/ · 在 IDAEO 的其他引用
- Risk of early implant failure in grafted and non-grafted sites: A systematic review and meta-analysis. [PMID:35266666] · https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35266666/ · 在 IDAEO 的其他引用
- Second chances for smiles: a systematic review of implants in failed sites. [PMID:39910220] · https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39910220/ · 在 IDAEO 的其他引用
この記事を引用
Lucy・《インプラントが失敗した後、もう一度埋入できるのか——順序はまず感染の管理、次に骨欠損の評価、最後に再建の計画》・IDAEO 知識庫・2026-07-20・https://km.idaeo.ai/post/dental/reimplant-after-failure更新日 2026-08-19